佐野准教授が「ポストムーア時代の計算プラットフォーム」セッションにて招待講演とパネル討論を行いました

佐野准教授が、9月7~9日に富山大学にて開催の情報処理学会第15回科学技術フォーラムFIT2016
「ポストムーア時代の計算プラットフォーム」セッションにて、「システムワイドデータフローアーキテクチャとFPGAによる高性能計算」と題した招待講演を行いました。またパネリストとしてパネル討論を行いました。

ムーアの法則が終わった「ポストムーア時代」では、チップの集積が向上せずまた相対的に遅延の影響が大きくなることを指摘し、そのためには、命令格納方式で手続き(命令)を逐次的に実行するノイマン型アーキテクチャに代わり、データフローに基づく計算モデルとアーキテクチャが重要となることを説明しました。また、多数のFPGAを用いたシステムワイドデータフローアーキテクチャの構想と、それに向けたデータフロー津波計算機の事例を紹介しました。