日本経済新聞に数値タービン最新研究の記事が掲載
「火力発電の損傷予測」というタイトルで、NECとの間で進めてきた数値タービンの高速化技術の成果が、10月15日付、日本経済新聞ならびに電子版に掲載されました。
同時に、
「東北大学とNEC、スーパーコンピュータを活用した 発電用ガスタービンの数値シミュレーション高速化技術を開発 ~高速かつ高精度なデジタルツインシミュレーションを実現し、 電力の安定供給と発電効率の向上に貢献~」
というタイトルで、東北大学とNECからプレスリリースされました。
さらに、プレスリリースにもとづき、多くのソーシャルメディアや新聞が取り上げました。
電気新聞(10月18日付)
本研究の成果は、山本教授ならびに小林広明教授の研究グループと、NECとの共同研究により実現したものです。特に計算の高速化は、NEC渡部修氏 [東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期3年の課程(社会人ドクター)令和3年3月修了、博士(情報科学)] の研究が最大限生かされています。詳細については、以下の論文をご参照ください。
- Osamu Watanabe, Kazuhiko Komatsu, Masayuki Sato, Hiroaki Kobayashi, Optimizing Load Balance in a Parallel CFD Code for a Large-scale Turbine Simulation on a Vector Supercomputer, Supercomputing Frontiers and Innovations, 8-2 (2021), https://doi.org/10.14529/jsfi210207.